山梨県軽自動車協会 軽自動車にまつわるリサイクル法とは

  1. リサイクル法とは?
  2. 支払い時期に関して
  3. 料金に関して
  4. 各種リサイクル法リンク集

リサイクル法とは 山梨県軽自動車協会

皆様が普段乗っているクルマは、廃車された後解体業者や破砕業者によって廃車1台当たり総重量の約80%がリサイクルされています。残りの約20%はシュレッダーダスト(クルマの解体・破砕後に残るゴミ)として主に埋め立て処分されていますが、この埋め立て処分場のスペースが残りわずかとなっており、また、埋め立て処分費用の高騰などを原因として不法投棄・不適正処理が心配されています。
また、カーエアコンの冷媒に利用されているフロン類は、きちんと処理されないとオゾン層の破壊や地球温暖化問題を引き起こしてしまいます。さらに、エアバッグ類は安全に処理するための専門的な技術を必要とします。
このシュレッダーダスト、フロン類、エアバッグ類を適正に処理し、クルマのリサイクルを促進するために自動車リサイクル法はできました。

山梨県軽自動車協会 リサイクル法の仕組み

リサイクル料金は、クルマのリサイクルの障害となっているシュレッダーダスト、カーエアコンの冷媒に利用されているフロン類、エアバッグ類のリサイクル・適正処理に使われます。また、クルマのリサイクル料金の管理、管理事業者における廃車の引取・引渡の情報の管理に必要な費用としても使われます。

山梨県軽自動車協会 リサイクル料金の使途
▲リサイクル料金の使途

POINT
  1. いままでの自動車りのリサイクル法は廃車総重量の80%までされるようになった。
  2. 残りの廃棄物20%は…
    • シュレッダーダスト→埋め立てていた処分場の空きスペースが減ってきた
    • フロン類→オゾン層の破壊、地球温暖化を促進してしまう。
    • エアバッグ類→安全な処理に対して専門的技術が必要
  3. リサイクル法は、これらの問題を解消しリサイクルを促進するために出来ました。

支払の時期に関して リサイクル法 山梨軽自動車協会

リサイクル料金は来年(2005年)1月以降に以下の方を対象にお支払いいただきます。来年1月以降に新車を購入するときは購入時にお支払いください。今お乗りの車は来年1月以降の最初の車検時までに、車検を受けずに廃車にする場合は廃車時に、お支払いをお願いします。

山梨県軽自動車協会 リサイクル料金の支払い時期について 新規購入者は購入時に新車販売店などへ、中古車購入者は最初の車検時まで運輸支局等内または近傍の団体、登録事業者などへ、最終所有者は廃車時に自治体に登録した引取業者へそれぞれお支払いください。

自動車リサイクル法では、リサイクル料金の前払い方式を採用しています。
来年1月以降に販売される新車は購入時に。今お乗りのクルマは、来年1月以降の最初の車検時に。今お乗りのクルマを来年1月以降、車検を受けずに廃車にする場合は、廃車時にリサイクル料金の支払いが必要です。お支払いいただいたリサイクル料金は、国の指定を受けた資金管理法人である(財)自動車リサイクル促進センターが安全・確実に管理します。

POINT
  1. リサイクル料金は以下のスケジュールでそれぞれ支払います。
  2. だれが いつ どこで支払うか
    新規購入者 →購入時 →新車販売店
    中古車購入者 →購入時 →運輸支局等内または近傍の団体、登録事業者など
    最終所有者 →廃車時 →自治体に登録した引取業者
  3. 廃車時にかかる「スクラップ料金」とは別に「リサイクル料金」がかかります

料金に関して リサイクル法 山梨県軽自動車協会

リサイクル料金はメーカー、車種によって、1台ごとに違います。シュレッダーダストの発生見込量やフロン類・エアバッグの装備状況などによって決まります。具体的な金額は各メーカーが公表しております。こちらからメーカーごとのリサイクル法ページに飛ぶことが出来ますのでご覧ください。

山梨県軽自動車協会 リサイクル料金の支払いの流れ解説 リサイクル料金を最初に支払った人から、売買はリサイクル料金を含めての売買となり、見かけ上は廃車する人がリサイクル料金を負担したことになります。

リサイクル料金の支払いは車1台につき原則1回限りです。また、リサイクル料金が支払済みの車を、廃車ではなく中古車として売った場合は、車両価値金額に加えて、支払っていたリサイクル料金を中古車売買代金の中に含めて、次の所有者から受取ることになります。

POINT
  1. メーカー、車種によってリサイクル料金が違うのでめーかーに確認する
  2. リサイクル料金は前払い方式。中古車として売却する場合は価格にリサイクル料金を含めて売却する
  3. リサイクル料金支払済みの車を中古車として輸出した場合は、一定の手数料を差し引いた上で、申請に応じて、支払ってリサイクル料金が資金管理法人から返還される

各種リンク

財団法人 自動車リサイクル促進センター
http://www.jarc.or.jp/
自動車リサイクルシステム ホームページ
http://www.jars.gr.jp/

以下のリンクより各社のリサイクル情報を閲覧することができます。

スズキ
http://www.suzuki.co.jp/cpd/koho_j/kankyo/recycle/
ダイハツ
http://www.daihatsu.co.jp/info/recycle/top.htm
三菱
http://www.mitsubishi-motors.com/corporate/environment/recycle_fee/j/index.html
スバル
http://www.fhi.co.jp/recycle/index.html
ホンダ
http://www.honda.co.jp/auto-recycle/
マツダ
http://www.mazda.co.jp/recycle/
日産
http://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/A_RECYCLE/R_FEE/


また、自動車リサイクル法には規定されてはおりませんが、業界として自主的に二輪車のリサイクルに取り組んでいるメーカーのサイトをご紹介いたします。

ホンダ
http://www.honda.co.jp/motor-recycle/
ヤマハ
http://www.yamaha-motor.co.jp/profile/environment/mc-recycle/index.html
カワサキ
http://www.khi.co.jp/mcycle/kankyo/recyc01.html
スズキ
http://www2.suzuki.co.jp/motor/recycle/